医療現場で使われるベッドには、「医療ベッド」と「介護ベッド」の2種類がありますよね。
しかし、それぞれにどういった違いがあるのかをご存知の方は案外少ないのではないでしょうか。
今回は医療ベッドと介護ベッドの違いについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼医療ベッドと介護ベッドの違い
医療現場で使用するベッドは家庭用のベッドとは違い、起き上がるための補助機能や手すりがついているなど、特殊な作りになっていることが多いですよね。
実は、こうした機能は医療ベッドも介護ベッドもほとんど同じです。
では何が違うかというと、使用する場所の想定が異なります。
医療ベッドは主に医療現場で使うことを前提に作られているのに対し、介護ベッドは自宅での介護に適した形になっています。
最もわかりやすいのが「大きさ」で、介護ベッドは一般的な住居の玄関から入るように、幅が若干狭く作られている場合が多いです。
■「トムソンベッド」という医療ベッドもある
医療ベッドのカテゴリには「トムソンベッド」という一見変わったベッドも存在します。
トムソンベッドは主に
整骨院やカイロプラクティックなどの治療で用いられるベッドで、寝具としてではなく施術の際のみ使用されます。
トムソンベッドは介護ベッドとは全く違うタイプのベッドですので、介護ベッドを必要としている方は混同しないように気を付けてくださいね。
■導入するには
介護ベッド、医療ベッド、トムソンベッドともに、色々な企業が
レンタルサービスを実施しています。
購入するとなると1台あたり数十万円と高額の費用がかかりますので、手軽にご
利用いただくためにはぜひ
レンタルサービスをご
利用ください。
ウィリアムス・ヘルスケア・システムズ・ジャパン株式会社でもトムソンベッドの
レンタルを行っています。
▼まとめ
医療ベッドや介護ベッドは、治療のための大切な機器です。
患者さんの快適性を守るためにも、ぜひ良質のベッドを導入しましょう。